2024.10.23
家づくりを検討する際に、パントリーを設置するか悩む方も多いのではないでしょうか。パントリーは、キッチンの近くに設置すると収納力がアップし、効率的な家事動線も実現できる人気のスペースです。しかし、ライフスタイルや家族構成によって、本当にパントリーが必要なのかどうかは変わってきます。そこで今回は、パントリーを設置しようか悩んでいる方に向けたパントリーについての基礎知識を解説します。
パントリーとは、キッチンの近くに設置する収納スペースのことです。
パントリーの大きさによって収納できる物は変わりますが、食料品や調理器具、日用品から非常時用のストックなどを幅広く収納できます。
また、生活動線に合わせて掃除道具やごみ箱なども収納することも可能です。
続いて、パントリーを設置するメリットについてご紹介します!
収納スペースが通常よりも増えるため、食品をストックしておくことができます。
例えば、買いだめした食料品や、常温で長期保存ができる食料品をまとめて収納できます。
また、災害時に備えてレトルト・缶詰などの非常食をパントリーへ保管しておくこともできます。
扉のないオープンタイプの場合、一目で何がどこにあるかが分かり、容量を把握しやすいのがポイントです。賞味期限前の食品に気付けたり、買い忘れを防ぐ効果もあります。
扉があるタイプでも、通常のキッチン収納に比べると収納が増えるため、仕切りを使ったりボックスで分けたりすることで整理整頓がしやすくなります。
キッチン周りは調理器具や調味料などで、定期的に整理整頓しないと物があふれてしまいがちですよね。
そんなキッチンでも、パントリーがあれば収納力がアップするので、生活感をなくすことができます!
他にも、調理器具を取り出しやすい場所に収納することで、効率的な家事動線を叶えられます。
パントリーは「あれば便利」という設備ではなく、ライフスタイルによっては設置しなくてもよい場合があります。設置したけれど、使用頻度が低く使わなくなってしまった、という話もよく聞きます。
設置する前にパントリーが必要なライフスタイルなのか、きちんと考えて設置することが大切です。
また、設置する際には生活動線の中に組み込んで設置すると、スペースの無駄がなくなります。
具体的には、下記のようなスタイルの方に、パントリーはとても便利です。
他にも、「見せるキッチンが良い」「おしゃれに暮らしたい」という方にもおすすめです!
一方で、収納する物が少なく、キッチン内で収納が完結する場合や、料理をしながら手の届く範囲に物を置いていた方がいいという方には、パントリーは不要かもしれません。
パントリーを設置するなら、家事動線を考えた設置場所と、使いやすい収納方法を事前に考えておくことが大切です。
収納スペースは大きいほど良いと思いがちですが、奥行きが深すぎるとその分取り出しにくくなってしまい、整理整頓もしずらくなるので注意が必要です。キッチンとのバランスを取りながら、適切なサイズを検討しましょう。
パントリーは主に、キッチンに設置されます。料理をしながら必要な物を取り出せるような位置に設置することが多いです。
また、買い物から帰ってきてすぐに物を収納できるような家事動線にすることもポイントです。
例えば、玄関・勝手口~キッチンまでの動線上に設置したり、回遊動線になるように2方向に出入口をつけたりなど、効率の良い動線にしてみましょう。
扉のないオープンタイプのパントリーは、収納している物が一目で分かるので在庫管理がしやすいです。
リビングから見える位置にパントリーを設置する場合は、扉やロールカーテンなどの目隠しを付けるのもおすすめです。
扉があるタイプなら、生活感を出さずにスッキリと収納できます。
壁面収納タイプのパントリーは、キッチンの背面の壁などに設置するので、設置スペースを比較的抑えることができます。また、キッチンの真後ろなので調理中でも物をとりやすいです。
ただ、リビングから目につきやすい場所なので、扉があるタイプを選ぶか、「見せる収納」を意識するとよいでしょう。
今回は、パントリーを設置する前に知っておきたい基礎知識について解説しました。
「パントリーがあると便利」という情報だけで設置してしまうと、使い勝手の悪いつくりになってしまう事もあります。せっかく設置するのであれば、生活動線やライフスタイルに合わせた広さやデザイン・動線を事前に確認してみましょう。
納得住宅狭山は、注文住宅ならではの設計自由度の高さを生かして、生活動線に合わせたパントリーの設置が可能です。
パントリーが気になった方や取り入れてみたい方は、ぜひ一度納得住宅狭山にお問い合わせください。