宮本工務店 一級建築士事務所の家づくりは、「構造の安定」に関する4つの項目で最高等級。さらに、性能評価の8部門で最高等級の仕様です。一般の長期優良住宅よりも「良い性能」の家を実現しています。
また、国が定める新築時の省エネ基準が「ZEH基準の省エネ住宅」へ段階的に引き上げられます。2030年に標準となる「ZEH水準の省エネ住宅」とは、高断熱・高気密に作られ、エネルギー消費量を抑える設備を備えた住宅です。
宮本工務店 一級建築士事務所は、何年も前から住宅の省エネについて研究、高気密・高断熱の住宅を標準仕様としてきました。2030年のZEH水準の省エネ住宅最低ラインとなる基準も十分に満たしています。
宮本工務店 一級建築士事務所では、最も詳細な検証を必要とする「許容応力度計算」による構造計算を実施。例えば梁1本においても長期、短期、短期積雪、それぞれの荷重に対し、曲げ、せん断、たわみの応力の検討をするなど、家全体のバランスが考えられているかを専門の技術スタッフが検証しています。簡易的な計算で検証した家と比べると、宮本工務店 一級建築士事務所の家は、確実に強固な家だと言えます。
本当に地震に強い家かどうかを確認するには、「壁量計算」「性能表示仕様規定計算」「許容応力度計算」の3通りの計算方法があります。木造2階建て以下の建物の耐震性は簡易的な壁量計算で許可がおりる仕組みのため、設計者の技量によっては、大地震の際に耐震性が充分ではない建物も多くあるのが現状です。私たちの構造計算は、壁の量だけで検証する「壁量計算」とは違い、耐力壁の量はもちろん、柱の位置・梁の大きさなどの部材の強さ、地盤や基礎の強度など、より詳細な検証が必要な「許容応力度計算」の方法で行っています。全棟標準で耐震等級3を実現。意匠設計だけではなく、安心して暮らしていただける安全性にもこだわっています。
制震テープ®は、高層ビルで使用される制震技術を木造住宅向けに応用した製品で、地震による揺れを効果的に抑え、住宅全体の耐久性を高めます。柱と梁が地震時にズレることで発生する構造ダメージを防ぐために、1mm厚の制震テープ®を挟み、振動エネルギーを熱に変換し、揺れを軽減します。繰り返しの地震にも強く、制震テープ®を導入することで安心感が増し、長期的な住宅の安全性を高める、地震に強い工法となります。
制震テープ®は、実物大の振動実験において、兵庫県南部地震を何度も再現したテストで、住宅の揺れ(層間変位)を最大80%も軽減できることが確認されています。これは、制震テープ®を住宅全体にバランスよく配置し、建物全体をまるでダンパーのようにしているために実現できた効果です。
制震テープ®工法とは、両面テープ状に加工された粘弾性体を500メートル以上※1建物全体に分散配置し、建物自体を制震装置として機能させる工法です。この工法により、住宅全体がダンパーの役割を果たします※2。粘弾性体は、夏には柔らかく、冬には硬くなる性質がありますが、建物全体でバランスよく地震の力を受け止めることで、安定した制震効果を発揮します。
高層ビル用に開発された粘弾性体は、耐久性とエネルギー吸収性に大変優れています。粘弾性体を2枚の鋼板に挟んだビル用制震装置は、強すぎがゆえに、一般住宅には不向きでしたが、この材料に注目し、粘弾性体を両面テープ状に加工し、柱・梁と面材の間に挟み込むことで大地震時の損傷を極限まで抑える住宅用制震システムが開発されました。これにより、一般住宅の制震性能を高めることが可能になりました。
ZEH住宅は、高度な断熱技術とエネルギー効率の良さを備え、太陽光発電や太陽熱を活用、効率的なシステムを導入することで、年間を通じてエネルギー消費をゼロまたはそれ以下に住宅のことです。ZEHの取り組みは、エネルギー使用量を削減することを目的とし、国土交通省により支援されており、新築の家屋が将来的にZEH基準を遵守することが期待されています。
宮本工務店 一級建築士事務所は、これらの基準をさらに超えた性能を持つ、環境に配慮したZEH住宅の建設をご提案しています。耐震性と制振機能を融合させた強靭な構造、ご家族の健康に配慮する木のぬくもりを感じさせる居住空間、そして上質なデザインを特徴とし、お客様の満足度を最大化することを目指しています。
2016年 | 2017年 | 2018年 | 2019年 | 2020年 | 2021年 | 2025年 |
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実績 | ZEH普及目標 | |||||
4棟 | 3棟 | 4棟 | 2棟 | 1棟 | 1棟 | 50% |
2020年に新しい省エネ基準レベルが義務化され、ワンランク上の省エネ基準「ZEH」も登場いたしました。2030年には、ZEH基準の省エネ住宅が義務化される予定です。宮本工務店 一級建築士事務所のUA値は0.5以下。これは大手ハウスメーカーをも超える基準となります。
高断熱、そして高気密住宅のため、冷暖房効率が高まります。平均値ではなく、全棟計測してC値1.0㎠/㎡※以下を実現しています(一般的な住宅のC値は10㎠/㎡)。より快適な住まいを実現するために、新築、リノベーション時にこだわりをもって対応しております。
また、多くの住宅が最初の建築コスト(予算)を抑えるために、断熱性能の低いものが選ばれてしまう場合があります。その結果、最初の建築費は抑えられても断熱性能が低いことから、住み続ける一生分の光熱費を、結果コストよりも多く支払い続けることにもなってしまいます。
より気密性・断熱性を高めるために、LIXIL社製スーパーウォール工法を取り入れています。
これにより、屋根や外壁、床、窓などの外皮と呼ばれる部位について、断熱・遮熱性能を一段と高めることが可能です。
スーパーウォール工法は、高性能なパネルや高断熱サッシ、計画的な換気システムを組み合わせることで、高気密・高断熱・高耐震性能を実現する住宅構造です。「健康」「快適」「安心」「安全」を重視し、暮らしの質を向上させ、理想的な住環境を提供します。
家族全員がいつでも心地よく過ごせる空間を長く保ち、家の中のどこにいても快適さを感じられる、長年にわたって変わらない心地よい生活を提供します。
ZEH基準に対応し、さらに高い性能を発揮するために採用される工法です。
魔法瓶のような優れた断熱性能により、家全体で温度差の少ない快適な暮らしを実現します。
計画換気システムにより、24時間いつでも清潔で健やかな空気環境を保ちます。
地震や台風などの自然災害から家族を守る強固な構造を持ち、長期的に安心して暮らせる住まいづくりを可能にします。
通気層構造と高性能な断熱材の組み合わせにより、住宅の耐久性が向上します。
省エネ性能はもちろん、ゼロエネへの進化、住まいでエネルギーを自給する暮らしをも実現できます。
優れた遮音性能によって、音のストレスから解放され、静かな環境で快適に過ごせます。
HEAT20とは、住宅の断熱性能向上を目指したプロジェクトで、快適で省エネな住宅環境を実現するための基準を定めています。特に、グレードG1やG2などの指標は、住宅の断熱性能を評価する基準として活用されています。宮本工務店一級建築士事務所は、このHEAT20のグレードG2に適合した住宅を提供しており、高い断熱性能でエネルギー効率が良く、快適な暮らしを実現します。
HEAT20には、G1、G2、G3の3グレードがあり、G1は、温暖な地域や断熱性能向上の基礎レベルとして推奨され、基本的な省エネ性能を提供します。G2は、寒冷地やより高い断熱性能を求める家庭に適し、さらに快適で省エネな生活を実現します。G3は、最高水準の断熱性能を備え、快適性と省エネ性能を最大限に高めた基準です。
埼玉のように、季節の寒暖差がある地域では、G2がバランスの取れた快適な暮らしに適しています。さらに快適性を求めるならG3も検討に値します。
UA値とは、建物の断熱性能を示す指標の一つで、特に住宅の壁や窓などの部分を通じてどれだけ熱が逃げるかを数値で表します。この値が小さいほど、その建物は熱を内部に保持する能力が高いということを意味し、断熱性能が良いということになります。UA値が低ければ低いほど、外の寒さや暑さを防ぎ、家の中を快適な温度に保つのに効率的であるということになります。
C値とは、「隙間相当面積」とも呼ばれ、住宅の気密性能を表す指標です。建物の外壁や窓、扉などに存在する隙間の総面積を示し、数値が小さいほど隙間が少なく、気密性が高いことを意味します。気密性が高い家は、外気の侵入を抑え、室内の温度や湿度を保ちやすくするため、エネルギー効率が良く、快適な居住環境を維持しやすくなります。C値が低い住宅は、外部からの不要な空気の流入を抑え、暖房や冷房の効率を高めることができるというわけです。
基礎や工法はもちろん、サッシ、外壁、断熱材も法的基準を
遥かに上回る強度と快適性を備えたものを採用。
どのような状況でもお客様が安心して暮らせる家創りを実践しています。
「構造」という目に見えない部分にも徹底してこだわる、
それが宮本工務店 一級建築士事務所です。
工法は木造軸組工法+パネル工法を採用。無垢のヒノキの柱を軸に、筋交いとパネル工法で建築基準法の約1.25倍に値する耐震性を実現しています。「いかに基準値までの耐力を確保するか」ではなく、「いかに基準値を超えて余裕が持てるか」が私たちの考え方です。木造軸組工法とパネル工法を組み合わせることで、高い耐震性、断熱性の向上を実現します。木造軸組工法は、構造上の自由度が高く、さまざまなデザインに対応できます。パネル工法を組み合わせることで、デザイン性と機能性を兼ね備えた住宅を実現できます。
スーパーウォール工法では、住宅の耐久性を低下させる原因となる壁体内結露を防ぐため、LIXILの高い品質基準に基づいた防露性能が特徴です。パネルは工場で精密に生産され、全てのスーパーウォール住宅で結露が発生しないことを確認しています。また、ウレタン素材の断熱材には35年の無結露保証が付与されており、安心して長期的に暮らせる住まいを提供します。実績に基づいた信頼性の高い工法です。
宮本工務店 一級建築士事務所は、ただの布基礎ではなく、全体を強固に支えるベタ基礎を用い、基礎幅14.5cm、鉄筋組幅20cmとし、一般的なの基礎よりも鉄筋量を増やして荷重と地震エネルギーの分散を図ります。高強度コンクリート(24N/mm)を使用し、季節ごとに適切な養生期間を設け、建築基準以上の強度を実現。地震によるねじれ防止では、4箇所のコーナーに斜め鉄筋を配しさらに強度を強化。また、密にアンカーボルトを配置し、基礎と土台の分離や移動を防ぎます。これらの措置で、耐震性と安全性を高めた住宅をご提供しています。
ヒノキは伐採してから約200年までの間は、強度が2~3割上昇し、その後何百年もの長い年月にわたって緩やかに元の強度に戻っていくと言われています。有名な神社仏閣が長い年月を経て存在している原点に、素材の良さがあります。1,300年の時を超えてその存在を世界中に知られる法隆寺五重塔に使われたのもヒノキです。伊勢神宮に指名されて使われているのもヒノキです。ヒノキには歴史が証明する絶大な信頼性があります。宮本工務店 一級建築士事務所では、背割無のヒノキを全ての菅柱に使用、土台、大引きまですべてヒノキを使用します。
外壁に構造用合板を隙間なく貼り込み、断熱性の優れたALCを施工します。この断熱性能は他の外壁材では実現不可能です。ALCは、耐火性能も、遮音性能も最高レベルです。世界で高い評価を受けている木造住宅専用の外壁材で、サイディングの倍にあたる37mmという厚さにも関わらず、驚くほど軽量、耐火性、防火性、強度など建築物に求められる数多くの性能をハイレベルで満たし、夏の酷暑や冬の低温・乾燥などに強く、ひび割れや反り、たわみといった変形が起きにくい安定した材料で、経年変化も極めて少ないため張替えを前提としておらず、メンテナンスしやすいロングライフな外壁材と言えます。
サイディング外壁材は、優れた耐候性と美しいデザインを兼ね備えた外壁材です。耐久性が高く、日常的なメンテナンスが少なくて済み、外壁の美観を長期間にわたって保つことができます。さらに、サイディング材は多様なデザインやカラーバリエーションが豊富で、住宅の外観を自由にデザイン可能。軽量ながらも強度に優れており、耐震性にも貢献します。コストパフォーマンスが良く、リフォームや新築に適した外壁材です。また、スーパーウォール工法との相性も抜群で、高断熱・高気密の住宅を外部からしっかりと保護し、エネルギー効率の向上にも貢献します。これにより、快適で省エネな住環境を実現します。
ホルムアルデヒド・VOCの放散試験において無垢の木材と同様、F☆☆☆☆以上の安全性が認められている、新聞古紙からリサイクル生産される環境配慮型断熱材です。セルロースファイバーは、人や環境に優しく、その性能の高さから断熱材の王様ともいわれています。様々な太さの繊維が絡み合い空気の層をつくることはもちろん、1本1本の繊維の中にも自然の空気胞が存在しています。この空気の存在がよりいっそう熱や音を伝えにくくします。さらに、木質繊維特有の吸放湿性で適度な湿度を保ちます。安全基準に厳しい環境先進国のある欧米諸国が発祥の地で、米国の断熱材種別シェアを調べてみると最も多く使用されています。日本でもその需要が見込まれていますが、まだまだコストがかかるため、あまり普及していないのが現状です。
スーパーウォールは、優れた断熱性能と高気密性を兼ね備えたパネルを用いることで、四季を通じて快適な室内環境を実現します。さらに、地震や台風にも強い耐震性を持ち、計画換気システムにより24時間清潔な空気を維持。また、遮音性能や結露防止にも優れ、音のストレスや住宅の劣化を防ぎます。環境にも配慮した省エネ効果があり、長期にわたり安定した住まいを提供する、家族にとって安心・快適な選択です。
ホウ酸による防蟻処理は、合成殺虫剤に比べて多くの利点があります。ホウ酸は自然界に存在する鉱物から採取されるため、化学合成物質と異なり環境中で分解されにくく、防蟻効果は長期間持続します。この半永久的な効果により、一度施工すれば長期にわたってシロアリなどの害虫から家を守ることが可能です。また、ホウ酸は人体に無害で、室内の空気を汚染することなく、人々の健康や環境にも優しくなります。特に赤ちゃんや小さな子供、ペットがいる家庭でも安心です。ホウ酸を用いた防蟻処理は、ご家族の健康を守りながら、害虫の侵入を防ぐ信頼できる方法として注目されています。ホウ酸による防蟻処理は、その安全性、持続性、コスト効率の良さから、多くの家庭にとって最適な選択肢となり得ます。