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COLUMN

【快適×コンパクト】小さな土地でも住みやすい平屋のおすすめポイント

2024.01.16

近年、人気のある平屋ですが、「平屋=土地が広くないと建てられない」と思っている方も多いのではないでしょうか。しかし、小さな土地でも間取りや設計を工夫することで、開放感あふれる快適な平屋を建てることができます。そこで今回は、コンパクト平屋の特徴と、30坪未満のコンパクト平屋の施工事例をご紹介します!

【快適×コンパクト】小さな土地でも住みやすい平屋のおすすめポイント

コンパクト平屋のメリットとは?

コンパクト平屋とは、一般的に延床面積が30坪以下の平屋のことです。
延床面積が30坪以下だと、土地そのものの面積も少なくなるので、土地代の節約になります。

メリット①住宅資金やメンテナンス費用を抑えられる

コンパクト平屋は、延床面積が小さいので、一般的な平屋よりも低価格で建てられることが最大のメリット。
通常、住宅を建てた後10年ごとに屋根や外壁・バルコニー・内装などのアフターメンテナンスが必要になります。
しかし、コンパクト平屋ならアフターメンテナンスが必要な箇所の面積も小さくなるので、建てた後のメンテナンス費用も抑えられます。

メリット②生活動線や家事動線が効率的に!

一般的な2階建て住宅の場合、1階にLDKがあり、2階に寝室がある場合が多いです。
一方平屋は、2階に移動する必要がないので、生活動線が短くなります。
たとえば、洗濯をする時も洗濯機とバルコニーが同じ階にあるので、家事にかける時間を節約できます。共働き夫婦の方は特に家事にかける時間を少しでも減らしたいですよね。

メリット③コミュニケーションが取りやすく、開放的な間取り

LDKを中心に配置する間取りにすると、自然と家族がリビングに集まり、コミュニケーションが取りやすくなります。
コンパクト平屋は、部屋と部屋の距離が近いので、風通しの良い開放的な家づくりをしたい方におすすめ!
さらに、勾配天井を採用することで、採光もたっぷりと取れる明るい家になります。

メリット④無駄がなく、セカンドライフにぴったり!

生活空間が1階で完結する平屋は、階段の昇り降りが不要なので、階段から落ちてケガをしてしまうような危険性もなく、安全にセカンドライフを過ごすことができます。
また、広すぎず狭すぎないちょうどいい広さの家なので、シニア世代や子育てを終えた夫婦の二人暮らしにもぴったりです!

メリット⑤自然災害に強く、耐震性にも優れている

地震が起きた時、家の高さが高いほど、揺れが大きくなります。
平屋なら、2階がないので揺れを最小限に抑えることができ、台風などの風の影響も受けにくいです。
また、2階建て住宅に比べるとシンプルな構造のため、耐震性の高い家を創ることができます。

コンパクト平屋のデメリットとは?

デメリット①プライバシーが保たれない

平屋は、全ての部屋が1階にあるため、道路に面する壁に窓を設置すると、外からの視線が気になります。
平屋でもプライバシーを保つために、道路に面していない内側に大きな窓を設置することで、プライバシーも保たれて採光も取れる空間になります。

デメリット②豪雨などの水害に弱い

近くの河川の氾濫や豪雨が起きた場合、2階に避難することができません。
建てる前に、水害が多い地域かどうか、自治体のハザードマップを確認してみましょう。

デメリット③日当たりが悪くなる場合がある

2階建て住宅と比べると、平屋は低いので、隣に2階建て住宅が建っていると日当たりが悪くなってしまう可能性があります。また、建てた当時は日当たりが良くても、あとから隣に2階建て住宅を建てられると日当たりが悪くなってしまう場合もあります。
2階建て住宅が建てられたとしても、日当たりが悪くならないように中庭を設けたり、窓を設置したりと、十分に採光が取れるような設計にしましょう。

コンパクト平屋の施工事例

①無垢素材×アクセントウォールのおしゃれで快適な平屋(26坪)

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リビングは、勾配天井に仕上げました。勾配天井は、普通の天井よりも開放感を演出してくれます。ファンを設置することで、デザイン性もアップ!時がゆっくりと流れるような空間に仕上げています。
また、勾配天井の素材には無垢シダーを採用。1枚1枚違う表情の無垢素材が空間にゆとりを持たせてくれます。

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キッチンとリビングの間にあえて壁を作りました。壁を作ることで、開放感は共有しつつ空間にメリハリが生まれ、食事をする空間と寛ぐ空間、それぞれのシーンを楽しめます。
LDK全体の床は、表面の凹凸が心地良いオリジナル無垢素材を使用しました。

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キッチンの裏にパントリーを設置。パントリーから、サニタリールーム→玄関ホールへと移動できるように効率的な動線にもこだわりました。
ダークブラウンのキッチンに合わせて、キッチンの背面にはモスグリーンのアクセントウォールをコーディネート。

②勾配天井で開放感に満ちた新感覚の平屋(26.4坪)

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玄関に入ると、シックで重厚感がただよう土間空間が広がります。造作した棚には、あえて扉を作らず、間接照明で照らして「見せる」収納に。
リビングには最高4.3mの勾配天井を採用したことで、19畳とは思えないほど広く感じることができます。また、中庭を作ったので、中庭に面している窓からも光が差し込む明るいリビングになりました。

no08_07.jpg キッチンは、家族との会話を楽しみながら料理ができる対面キッチンを採用しました。
ダイニングテーブルの上に設置した、おしゃれなペンダントライトが華やかな空間を演出しています。

no08_08.jpg 主寝室は他の部屋よりもトーンを抑え、下がり天井にしました。
ダークブラウンの落ち着いた床材に、イタリア漆喰の壁「ユーロスタッコ」が際立つ上質な空間に。
また、大容量のウォークインクローゼット付きで、忙しい朝の身支度もスムーズに行えます。

まとめ

今回は、コンパクト平屋のメリット・デメリットと施工事例をご紹介しました。
広い土地が必要だと思われがちな平屋ですが、延べ面積が30坪以下でも平屋を建てることができます。
広々とした開放的な空間を実現するために、リビングを勾配天井にしたり、中心に位置する部屋でも採光がとれるように中庭を設置したりと、色々な工夫をすることで快適な平屋を叶えられます。

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