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COLUMN

【収納設計できてる?】実はこんなにたくさん!収納の種類をご紹介。

2023.10.13

間取りを検討している時、「収納スペース」の大きさについて迷う方は多くいらっしゃいます。部屋を広く使うために、収納スペースの確保を後回しにしてしまうことも。 しかし、実際に生活するとなると「収納スペース」がとても大切だと感じている方も多いはず。 今回は「収納の種類」をテーマに、住み心地も使い勝手もデザイン性もよい家創りにするために大切なポイントをご紹介します。 「こうしておけば良かった…!」という後悔がないように、しっかりチェックしていきましょう。

【収納設計できてる?】実はこんなにたくさん!収納の種類をご紹介。

"物の定位置を決める"ことが、整理整頓上手の第一歩

片付けに苦手意識がある方ほど、家創りにおいて「収納スペース」の確保は大切です。
収納スペースをあらかじめ確保しておき、"物の定位置を決める"ことで、自然と整理整頓ができるようになります。
ただ、たくさんの収納スペースがあれば良いというわけではなく、それぞれの部屋にあった収納スペースを用意することで、より使い勝手もよくなります。

また、収納といっても「飾る収納」と「隠す収納」があります。
整理整頓が得意で、掃除が好きという方には「飾る収納」が人気です。
生活感がなく、いつもキレイな部屋を保ちたいという方には「隠す収納」が人気です。
また、部屋によって「飾る収納」が向いている場所、「隠す収納」が向いている場所があるので、それぞれの収納の種類を理解した上で検討しましょう。

【部屋別】収納の種類とポイントをご紹介

article49_02.jpg家の収納スペースは、さまざまな種類があり、用途や場所に合わせて選ぶことができます。では実際に、どのような収納の種類があるのか、部屋別に見ていきましょう。

玄関の収納

玄関回りはすっきりさせておきたいと思いつつも、物があふれてしまいやすいという方も多いのではないでしょうか。
特にお子様がいるご家庭では、ベビーカーや自転車などで場所を取られてしまうことも。
そのため、靴や傘を収納できるスペースをきちんと確保しておくことが大切です。

▶シューズクローゼット
サンダルやスニーカー、高さがある長靴など、靴によって大きさはまちまちですよね。
また、季節によって靴を履き替えることを考えると、ある程度の収納スペースが必要となります。
一般的には扉付きの「隠す収納」をする方が多いですが、靴が好きな方や取り出しやすさを重視する方には「見せる収納」がおすすめです。

寝室の収納

寝室は、大きめな収納スペースを取る場所として最適です。
最近では、洗濯物を干した後に畳まずに収納する吊るす収納なども人気です。
ウォークインクローゼットの中に布団をしまえるように押入れ部分を用意するなど、用途によって組み合わせた収納スペースを作ることもあります。
ご自身のライフスタイルにあった収納スペースの種類を確認してみましょう。

▶クローゼット
クローゼットは洋室で一番メジャーな収納スペースです。
高さはありますが、あまり奥行きがない作りが特徴です。
上部に棚があり、普段使わない物を置くスペースがあります。
その棚の下にパイプを設置して洋服を吊るし、床の上に洋服ケースを置くという収納をする方が多いです。

▶ウォークイン・ウォークスルークローゼット
人が入れるスペースがある大きなクローゼットです。
収納スペースが広く、クローゼットと同様に上部に棚、その棚の下にパイプが設置してあります。
スペースが広いので、スーツケースなど大きなものを収納することもできます。

ウォークインクローゼットとウォークスルークローゼットの違いは、出入口が1箇所か2箇所かの違いです。
二つの部屋で共有で使いたいものがあったり、家族共有のクローゼットにしたりなど、他の部屋へ繋がる動線を作りたい場合には、ウォークスルークローゼットが採用されます。

▶押し入れ
昔ならではの収納スペースです。奥行きがあり、中段で仕切られているので、大きくかさばる布団の収納に適しています。
普段から布団を使用している場合や、来客時に備えて布団を用意している場合は、あると便利です。

キッチンの収納

キッチンは調味料などの細かいものや調理器具、食器など色々と物が多くなりがちなので、しっかりと収納スペースを確保しておくことが大切です。

▶食器棚
食器が好きな方や物があまりない方は、食器棚に「見せる収納」を取り入れる場合があります。
しかし、小さいお子様がいるご家庭や、地震などの自然災害を考慮して、割れやすいものや高い位置にあるもの、危険が伴うものなどは扉のある棚で「隠す収納」をするようにしましょう。

▶パントリー
キッチンに隣接した収納スペースです。
可動式の棚を採用することが多く、食料品や日用品のストック、災害時の備蓄品などの収納に役立ちます。
広さに余裕がある場合は、ウォークインタイプにすることもあります。

▶床下収納
水漏れ点検のために、床下点検口を設ける必要があり、このスペースを収納空間に利用したのが床下収納です。
床にある蓋を持ち上げて使用するため、普段使うものの収納には適していませんが、調味料のストックや保存食の収納などに役立ちます。

また、広さの都合で収納スペースを確保できない場合に増設するケースもあります。

サニタリーの収納

洗面所、浴室、トイレなどは何かと収納スペースが必要となります。
それぞれの場所に、掃除用具やトイレットペーパー、洗剤などの日用品を収納できるスペースを確保しておくことで家事動線が楽になります。

▶収納棚
脱衣所と浴室、トイレなどが近い場所にある場合は、大きめの収納棚が一つあると役立ちます。
バスタオルや洗剤類のストック、トイレットペーパーなど、かさばりやすい物をきちんと収納できる場所を確保しましょう。
また、可動式の棚にしておくと使い勝手がよいのでオススメです。

▶その他のスペース
トイレなど独立したスペースの場合、掃除用具やトイレットペーパーのストックができる場所がないと、困るケースもあります。
棚を設置するスペースがない場合は、造作棚を設けるなど、小さいスペースでもよいので収納できる場所を確保しておくと安心です。

その他の収納

ここまでは各部屋に適した収納の種類をご紹介しました。
他に、デッドスペースを利用した収納もいくつかあるのでご紹介します。

▶蔵
大容量の収納スペースを確保できる蔵は、デッドスペースを活用できることから人気があります。
特徴としては、最大天井高は1.4mと高さの低い収納スペースです。
お子様のプレイルームやシアタールームとしても利用でき、玄関に繋げればアウトドア用品や自転車の収納もできます。

▶ロフト
ロフトは、床と天井の間にもう一つ床があるという2段構造になっています。出入口が高い位置にあるため、梯子をかけて上り下りします。
そのため、大きい荷物や重い荷物の収納には適していません。
利用用途は収納だけでなく、居住スペースとして利用することもできます。

▶屋根裏収納
屋根裏収納は、天井と屋根の間にある収納スペースです。
広いスペースをとることが出来るので、限られたシーズンのみ利用する扇風機やヒーターなどの家電を収納するのにオススメです。

4人家族の等身大!モデルハウスの収納設計をご紹介

続いては、納得住宅狭山のモデルハウスをご紹介します。
住宅展示場にある一般的なモデルハウスは、住宅メーカーの特徴やデザイン性をメインにした創りで、オプションが多い仕様になりがちです。
しかし、納得住宅狭山では、「等身大の住み心地」を体験していただきたいと考えています。
そのため、4人家族(夫婦+子ども2人)が実際に家創りをした場合を想定して創られています。
特に収納力にこだわっており、先ほど紹介した様々な種類の収納スペースを取り入れています。

納得住宅狭山のモデルハウスの収納設計

大容量!鏡張り扉付きのキッチン収納

article49_03.jpgキッチンの背面に大容量の収納スペースを設けました。
鏡張りにすることでより空間を広く感じさせることができます。

あると役立つ!ちょっとした収納スペース

article49_04.jpg
ちょっとしたスペースも有効活用します。
そこまで広さはありませんが、掃除道具や日用品のストックなどに利用できるので、大活躍です。

奥行きのあるクローゼット

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子ども部屋には、奥行きのあるクローゼットを設置しました。
厚みのあるものや大きなものも片づけることができるので、部屋全体をすっきりさせることが出来ます。

大容量のシューズクローゼット

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玄関周りをキレイに保つために大容量のシューズクローゼットを設置しました。4人家族であれば十分収納できる大きさです。

広々したウォークインクローゼット

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夫婦の寝室には、広々としたウォークインクローゼットを設置しました。
可動式の棚も設置したので、洋服だけでなく鞄や小物類も収納しやすくなります。

広いスペースを確保した勾配天井の蔵

article49_08.jpg
狭く感じがちな蔵ですが、勾配天井にすることで開放感があります。
シアタールームや子どもたちの遊び場所としても使えて人気です。

まとめ

今回は「収納の種類」をテーマに、それぞれの収納の特徴をご紹介しました。
先ほどご紹介したように納得住宅狭山のモデルハウスは、等身大の4人家族の家創りを実感していただける仕様となっています。
モデルハウスで部屋の大きさや収納スペースの広さを体感いただくと、思っていたより広く、もしくは狭く感じることもあるかと思います。
それらを一つの検討材料としていただくことで、より理想に近い家創りが可能となります。
ぜひお気軽にモデルハウスへお越しください!