2025.09.27
埼玉県狭山市は、緑豊かで文化的な環境と、都心へのアクセスの良さを兼ね備えたエリアです。
ただし、夏は湿気が多く蒸し暑く、冬は底冷えするような寒さが特徴的で、結露やカビ、光熱費の高さが気になることもあります。その狭山市の気候でも快適に暮らせる家として「自然素材の家」は注目を浴びています。
今回のコラムでは、【狭山市の家づくり】をテーマに、自然素材の家の魅力についてご紹介します。
一般的な住宅に使われる合板や接着剤、化学塗料には、人やペットにとって有害な物質が含まれていることがあります。
湿度の高い狭山市の夏は、こうした化学物質が室内にこもりやすく、空気の質を悪化させる要因に。
自然素材を使った家を建てることで、体にやさしく健やかな空気環境が整い、心身ともに快適な暮らしにつながります。
また、無垢材は熱伝導率が低く、断熱効果に優れており、冬は室内の暖かさを保ち、夏は外部の熱を伝えにくい特徴があるため、一年を通して快適な住まいを実現します。
無垢材は、湿度を調整してくれる天然のエアコンのような存在。フローリングに使うと、梅雨の時期でもべたつかず、サラッとした床を保ち、冬には乾燥を和らげます。
また、無垢材の香りは精神的なやすらぎをもたらし、時間が経つほど風合いが増すのも魅力的です。
漆喰とは石灰を由来とした壁材で、もとはサンゴ礁を原料とした自然由来の素材です。
漆喰の壁は高い調湿性を持つだけでなく、消臭・抗菌・抗ウイルス性にも優れているため、部屋のにおいが気になる方や、アレルギー体質の方に特におすすめの素材です。
漆喰の自然な調湿機能によって、室内の空気が快適に保たれ、四季を通じて心地よく過ごせます。
昨今、「光熱費が高くて困っている」「将来のランニングコストを抑えたい」という方から特に注目を集めているのが ZEH(ゼロ・エネルギー・ハウス) です。
ZEHは、家全体の断熱性を高めてエネルギー効率を良くすることで、冷暖房にかかるエネルギーを大幅に削減できるのが特徴。その結果、毎月の光熱費を抑えつつ、快適に過ごすことができます。
宮本工務店 一級建築士事務所では、高断熱で省エネ性能の高い家づくりを実現するために、古紙をリサイクルして作られた木質繊維系断熱材「セルロースファイバー」を採用しています。
この断熱材は、環境にやさしいだけでなく、冬は暖かさを逃がさず、夏は涼しさを保つ効果があります。
さらに高性能な断熱サッシや、換気システムを組み合わせた「スーパーウォール工法」により、少ないエネルギーでエアコンが効きやすくなり、無駄な光熱費をカット。家の中の温度や湿度も均一になりやすいため、冬場の急激な温度差によって起こる ヒートショックの防止 にもつながります。
特徴 | 自然素材(無垢材・漆喰など) | 一般的な素材(合板・ビニールクロスなど) |
健康性 | 化学物質が少なく安心 | 接着剤・塗料に化学物質を含むことがある |
調湿性 | 高い(湿気を吸収・放出) | 低い(結露やカビの原因になりやすい) |
耐久性 | 適切な手入れで長寿命 | 劣化が早く、張り替えが必要 |
美しさ | 経年美化し、味わいが増す | 古くなると劣化が目立つ |
メンテナンス | 部分補修がしやすい | 張替えや交換が必要 |
一覧で比べてみると、自然素材は多方面でメリットが大きいことが分かります。
これからの時代に合った家を建てるためにも、自然素材を取り入れることをおすすめします。
自然素材の家は、狭山市の気候に調和しながら、暮らす人の健康と安心を守り、年月とともに味わいを増していく住まいです。
宮本工務店一級建築士が建てる自然素材の家は、すべての注文住宅で下記を標準仕様としています。
快適な自然素材の家を実現したい方は、宮本工務店一級建築士へご相談ください。
土地探しから家づくり、リフォームまでトータルでサポートいたします。