2020.07.19
注文住宅を検討されている人で、土地をお持ちでない場合。
単純に考えて建築予定地と建築依頼先を探すことになります。
この場合よく聞かれるのが、「土地探しが先か?建築依頼先探しが先か?」ということです。
答えは「建築依頼先探しが先」です。
その理由をお話しさせていただきます。
土地をお持ちでない方によく聞かれるのが「駐車場2台で30坪位の家を建てるとしたら、どのくらいの大きさの土地が必要ですか?」
こういったお客様は、明日とても良い土地情報が入っても、その土地の購入をジャッジするのに時間がかかります。
なぜならボリューム的に自分の希望する建物が入るか分からないからです。
良い土地ほど売情報が出てから、買い付け申込まで素早く判断しなければなりません。
また、同じ1000万円の土地であっても条件によって建築コストが変わります。
その土地に上下水の引き込みは有るのか、全面道路との高低差、建蔽率、容積率、地盤地耐力。さらには道路付けや旗竿地、電信柱の状況、既設建物の解体なども建築コストに関わっていきます。
建物本体価格以外にかかるコストも予算を立てるには専門的な知識が必要になります。
良い土地情報が出た時。
工務店が決まっていれば、素早く「その土地に希望の建物が入るか?その時の予算額はいくらか?」がわかります。
また、工務店自体が持っている土地情報も得ることができます。
ここがなかなか難しく、大変になり、「建売住宅」や「条件付き売地」などの物件を選択する方もいるのです。
工務店と一緒に土地を探す事は、土地購入の決定力を増し、相場情報を得ることで交渉力を付けることにも繋がります。
当店ではそんなお客様へサンプルプランの作成のお手伝いを無料で行っています。
現在出ている実際の土地情報の中から、とりあえず一つ土地を選択し、そこに当店で家を建てた時のプランと資金計画表を提出します。
つまり、お試しの土地情報で一度設計と見積を作ってみるということです。
これによりお客様は、「こういった土地はこの様な使い方ができ、コストはこのくらいかかるのか」と言う事がわかり、今後の土地探しにおける決定の参考になるわけです。
この時にサンプルプランからわかる事は、土地のボリュームに対する建物のボリュームとその仕様とコスト。
間違ってもプラン内容(間取り)を見てはいけません。
サンプルプランはあくまでサンプルなので、間取りはその後いくらでも変更できます。
工務店にサンプルプランを頼み、気に入った工務店と土地探しをする事により、一度サンプルを作っているので検討の土地での総コスト、仮プランの作成が素早くできます。
お客様はより早く土地購入のジャッジをする事ができるわけです。
また、サンプルプランで住宅ローンの事前審査もできますので、実際にどの位資金が用意できるかの材料にもなります。
当店は、不動産免許も取得しているので土地探しからお手伝いさせていただきます。
まずは、当店の家づくりを体感していただくためにもモデルハウス へお越しください。
お待ちしております。