2025.05.31
こんにちは。宮本工務店の川村です。
今回は防蟻処理についてお話しします!
宮本工務店の防蟻処理はホウ酸を採用しています。ボロンdeガード工法
ボロンdeガード工法とは、シロアリの侵入経路を遮断する「1次防蟻」と基礎や木部にホウ酸処理をおこなう「2次防蟻・防腐」からなっている工法になります。
1次防蟻では、基礎からの侵入を防ぐ処理を行います。
基礎の小さい隙間からでもシロアリは侵入をしてくる可能性であるため、ボロンdeガード工法ではそういった経路をすべてホウ酸配合防蟻気密シーリング材等でシロアリの侵入経路を遮断する処理を行っており、これが1次防蟻処理となっております。
2次防蟻では、使用する構造材にホウ酸を噴霧して、処理をしております。
現在は、空中からくるシロアリだけでなく、空中から飛んでくるシロアリもおり、そういった対策も宮本工務店では執り行っております。
ホウ酸とは?
上記の文でよく出てくるホウ酸というものですが、
ホウ酸団子などで聞き覚えがあるかと思いますが、ホウ酸は目薬の成分に入っているほど、人体には無害なものとなっております。
ホウ酸を使うことのメリットとして、
①安全性が高い
ホウ酸は揮発しないので、無臭で空気を汚しません。安全な自然素材で無色透明、無臭の液体で昆虫や菌にのみ作用するため、小さなお子様やペットがいるご家庭にも安心して使用することができます。
②持続性が高い
合成殺虫剤系は3年~5年ほどで効果がなくなるのに対し、鉱物由来のホウ酸は、分解や揮発することが無いから、効果が低下することはありません。
上棟してから1週間~10日後に防蟻処理をので、その後は構造材に細かい白い結晶状の粒がつきます。
これがホウ酸になります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。