狭山住宅コラム

SAYAMA COLUMN

【玄関の床材選び】タイル・モルタル・大理石、どれがいいの?

玄関は家の印象に大きな影響を与える場所です。今回のコラムでは玄関の床材の中でも人気のある「タイル」「モルタル」「大理石」の床材についてご紹介していきます。それぞれのメリット、デメリットを知り、あなたの理想の家にぴったりな床材を見つけてみましょう。

タイル床材

タイルは石でできているため、丈夫で汚れにくい特徴があります。どんなインテリアのテイストとも相性が良く、人気を集めている床材です。

【メリット】耐久性が高い

タイル床材は耐水性と耐衝撃性が高く、へこみや傷ができにくいため、住宅だけでなく、オフィスや商業施設でも重宝されています。さらに、紫外線による劣化を防ぐ効果もあるので、日光がよく当たる場所や窓際部分にも最適です。

玄関に観葉植物を置いても、水やりや湿気による床の腐食が生じにくいのも魅力的です。

【メリット】メンテナンスが楽

玄関は毎日使う場所。特に大家族の場合、人の出入りが必然的に多くなるので、汚れやすくなってしまいます。タイル床材はワックスなどをかけなくても、ふき取るだけの簡単な掃除でOKです。

さらに、傷がつきにくいため、掃除やお手入れをする際に「傷つけてしまわないかな」と心配する必要がありません。もし傷んだとしても同じ柄のタイルを部分的に取り換えられることができるので使い勝手のよい素材と言われています。

【デメリット】足元が冷えやすい

タイル材は、木材よりも熱伝導率が高いため、足元が冷たいことが欠点です。

直に触れないようスリッパなどを準備しておくとよいでしょう。

また、冷気をため込む性質ももっているため、冬場は床暖房があると快適に過ごすことができます。

【印象】和風・洋風・スタイリッシュ・高級感を演出

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石目調や木目調、ガラス調など多彩なバリエーションがあるので、部屋の雰囲気にあわせてお好みのデザインを選ぶことができます。

色や模様にばらつきがなく美しい仕上がりも人気の理由です。

モルタル

モルタルとはセメントと砂に水を加えてペースト状に練った材料です。
玄関に使用する際は、仕上げ材として土間などの床に利用されます。コンクリートのような質感を再現でき、様々な家のテイストに調和することができます。

【メリット】コスト削減になる

モルタル以外の玄関床材「大理石」や「タイル張り」は、コンクリートを下地として使用し、その上に素材を並べて貼っていく必要があります。そのため、追加の材料費や施工費が必要になることが一般的です。
一方で、モルタルを使用する場合は、そのまま玄関床材として仕上げることができるため、コスト削減になります。

また、モルタルは単色のグレーだけでなく、白色のモルタルに色粉を加えることで、よりスタイリッシュな床に仕上げることができます。

【メリット】木製家具との相性がよい

モルタルは無機質でシンプルな素材であり、洗練されたイメージを持っていますが、同時に冷たい印象を与えることもあります。しかし、木製家具との相性がよく、組み合わせることでクールでありながらも温かみのある雰囲気を演出できます。

【デメリット】表面にひび割れが発生しやすい

素材の特性上、モルタルはひび割れが発生しやすいです。ひび割れや傷が気になる方は、タイルなど他の床材を検討することをおすすめします。

【印象】カフェスタイル・モダンを演出

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カフェ調の木材と組み合わせることで、クールさと温かみを兼ね備えた玄関を演出することができます。また、インダストリアル風のスタイリッシュでカッコいい印象も与えることができます。
モルタルは様々な印象を与えられる「デザイン性の高さ」で近年注目を浴びている床材です。

大理石

アクリル系やポリエステル系の樹脂を主成分として作られている大理石。天然石に比べると安価であり、加工もしやすいため、玄関の床に利用しやすい素材です。

【メリット】光沢感や高級感がある

大理石ならではの高級感にあこがれを抱く人も多いのではないでしょうか。
格式高い雰囲気は大理石だからこそ演出できます。
独特のマーブル模様や光沢のため、ゴミやほこりが目立たないというメリットもあります。

【デメリット】熱に弱く、傷がつきやすい

非常に傷つきやすい素材なので取り扱いに注意しましょう。 汚れが気になった場合は、柔らかいスポンジと中性洗剤を使用するのがおすすめです。優しくこするようにして、傷をつけないように注意しましょう。

【印象】高級感・ゴージャス館を演出

04.jpg高級ホテルのようなゴージャス感を演出し、ワンランク上の生活を味わえる床材です。

一方で、無機質で冷たい印象を与えることもあり、毎日生活する場所としては、あたたかみを感じにくいと感じる方もいるでしょう。
そのような場合は、植物やカーペットなどのインテリアを工夫することで、やわらかな雰囲気を演出することができます。

まとめ

今回は、床材としてよく使用される「タイル」「モルタル」「大理石」の特徴や、与える印象についてご紹介しました。

玄関は来客者が必ず目にする場所。素敵な家だと感じてもらうためには玄関のデザイン性はとても大切です。
そして、住み心地がよくメンテナンスにも考慮された床材を選びましょう。

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