SAYAMA COLUMN
地鎮祭ってなに?お供え物や流れ、挨拶回りについても解説!
家創りを検討している際に「地鎮祭」という言葉を目にした方は多いのではないでしょうか。
地鎮祭とは、着工前に行うお払いと安全祈願のことです。
弊社でも、お施主様には地鎮祭を行っていただいていますが、実際何が必要なのかが想像しにくいと思います。
そこで今回は、地鎮祭の流れやお施主様に用意していただきたい物、近隣住民への挨拶回りについても解説していきます!
地鎮祭とは?必ずやらなきゃいけないの?
地鎮祭とは、土地をお祓いし、工事の安全と建築後の家内安全を祈願する儀式です。
儀式としての側面はもちろん、「いよいよこれから工事が始まるぞ!」と気持ちを引き締める決起集会のような意味合いもあるのではないでしょうか。
地鎮祭は必ずしも行う必要はなく、施主さんの判断で決定できます。
地鎮祭で準備するものって?|お供え物編
地鎮祭で準備するお供え物をご紹介します。
- 清酒(一升)
- 水(一合)
- 米(一合)
- 塩(一合)
- 海の幸(魚)と乾物(昆布やスルメ)
- 山の幸(果物)
- 野の幸(野菜)
- 榊
清酒には祝儀用の、のし紙を付けましょう。
お米も前日に洗米し、乾かした状態にしておきます。
魚は尾頭付きのものであれば、種類は気にせずに用意して問題ないです。
野菜はトマトやナスなどの地上にできるもの、そして大根や芋などの地下にできるものの両方を用意しましょう。
また、地域により用意するものが異なったりもします。
初穂料っていくら用意すればいいの?
地鎮祭を行う際、初穂料の金額も気になりますよね...。
初穂料とは神主さんへの謝礼のことです。
初穂料の相場は2〜3万円程度。
「神様への感謝の気持ちの表れ」ですので、のし袋へ入れてお渡しするのが一般的です。
地鎮祭の流れについて
今回は地鎮祭で用意するお供え物だけではなく、実際の地鎮祭の簡単な流れもご紹介します。
地鎮祭は工事が始まる前(着工前)の縁起の良い日に行いましょう。
- ①修祓(しゅばつ):参列者・お供え物を祓い清める
- ②降神(こうしん):その土地の神、氏神を迎える
- ③献餞(けんせん):神に祭壇のお供え物を食べていただく
- ④祝詞奏上(のりとそうじょう):工事の安全と家の繁栄を祈る祝詞
- ⑤四方祓(しほうはらい):土地の四隅を祓い清める
- ⑥地鎮(じちん):刈初・穿初・鍬入
- ⑦玉串奉奠(たまぐしほうてん):神前に玉串を奉り拝礼する
- ⑧撤饌(てっせん):お供え物を下げる
- ⑨昇神(しょうしん):神にお帰りいただくための昇霊儀式
- ⑩直会(なおらい):供え物のお神酒をいただく
流れだけを見ると、難しいと感じてしまうかもしれませんが、お施主さんが実際に参加するのは⑥地鎮、⑦玉串奉奠がメインです。
地鎮祭で用意するものって?|挨拶回り編
建設工事が始まれば、騒音や工事車両の移動等で近隣住民の方に迷惑をかけることもあるかもしれません。
挨拶回りをする際に渡すための粗品も事前に準備しておくことがおすすめです!
相手が不在な場合、ドアノブにかけたり、ポストに入れておいたりすることもあるため、食品は避けるようにしましょう。
地鎮祭挨拶回りの範囲は?
地鎮祭の挨拶回りの範囲は両隣2軒、向かい3軒、裏3軒が基本。
土地の状況や、住宅の配置によっても範囲は変化するため基本を参考に状況に合わせるようにしましょう。
また、挨拶回りをする際、人数にも注意しましょう。
大人数での挨拶回りは迷惑になってしまうこともあります。
まとめ
今回は「地鎮祭」について、簡単な流れや用意するお供え物、近隣住民への挨拶回りについてご紹介しました。
書き出してみると、地鎮祭や近隣住民への挨拶回りで用意するものは多いですね。
まだ注文住宅の購入を検討中の方も、購入後、実際に家創りがスタートする瞬間を想像していただけたのではないでしょうか。
納得住宅狭山はお客さまに寄り添うコンシェルジュとして、お客さまにとってベストな注文住宅を建てるためのお手伝いをさせていただきます。
ぜひ、みなさんの家創りの夢を、私たちに聞かせてください!