2024.01.31
「SDGs」という言葉を見かけない日がないほど、様々な取り組みが行われています。 ただ、実際に「家創りとSDGsにはどんな関係があるか」をご存じの方は、少ないのではないでしょうか。 実はSDGsな家創りを行うことは、地球環境に優しいことはもちろん、結果として住む人の健康やお財布にも優しい選択となります。 今回は「SDGsな家創り」をテーマに、納得住宅狭山ならではの環境にも健康にもお財布にも優しい家創りについてご紹介します!
SDGsとは、持続可能な開発目標(SUSTAINABLE DEVELOPMENT GOALS)の頭文字をとった言葉です。
簡単にいうと、「環境問題・貧困・人権問題などの世界中で起きている課題を、誰一人取り残すことなく、世界のみんなで2030年までに解決しましょう」という計画・目標です。17個の大きなカテゴリに分かれており、各目標にはシンボルマークがあります。
今回は、その中でも家創りを行う時に関わりの深い5つの目標をご紹介します。
家には、住む人の健康や命を守る役割があります。
例えば、気密性・断熱性の高い家は、室内の温度差を少なくすることで、より快適に過ごすことができるだけでなく、ヒートショックなどの健康被害を防ぐことができます。
他にも、自然素材を使用することで、環境にも健康にも優しい家創りが可能となります。
日本では2025年4月から、新築住宅に対して省エネ基準に適合していることが義務化されます。
経済産業省では、省エネの住宅に関して、以下のように定義しています。
『目指すべき最終の水準は、ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)とされています。
これは、外皮の断熱性能を大幅に向上させるとともに、高効率な設備システムの導入により、室内環境の質を維持しつつ大幅な省エネルギーを実現した上で、再生可能エネルギーを導入することにより、年間の一次エネルギー消費量の収支がゼロとすることを目指した住宅のことです。』
引用:経済産業省 資源エネルギー庁 「住宅による省エネ」
つまり、性能の高い家創りを行うことで、エアコンなどの冷暖房設備の使用頻度を減らし、CO2排出量の削減に繋がります。また、再生可能エネルギーを利用することで、一次エネルギー消費量の収支をゼロにすることが可能となります。
省エネをすることは、ランニングコストを抑えることにも繋がります。
近年、地震だけでなく、台風などの自然災害による被害が多くみられるようになりました。
耐震・制震構造の高い家は、災害時に私たちを守ってくれます。
他にも、太陽光を導入することで、停電が起きてもインフラが復旧して生活支援が受けられるようになるまでの一定期間、住み続けられる家創りが可能となります。
これまで日本の住宅は、大量生産し、短期間で廃棄されていました。
しかし、耐久性・耐震性の高い家創りを行うことで、長く快適に暮らす家創りが実現します。
また、その土地の気候風土にあった家創りを行い、できるだけリサイクル・リユースできる自然素材を多く使うことで、より環境や健康によい家創りが可能となります。
木造住宅には欠かせない木。日本では、これまで家創りに使用される木材の多くを安価な輸入材に頼っていました。
しかし、国産の木材が使われないと、林業が衰退していき、手入れが行き届かないことで森林維持もできなくなってしまうことが問題視されてきました。
CO2を吸収し、酸素を作り出してくれる森林を維持することは、気候変動対策にも繋がります。
最近では、輸入木材が高騰するウッドショックの影響で国産の木材が注目されるようになってきました。
また、国産や地元産の木材を使用することは、運搬時に発生するCO2の削減にも繋がります。
このように、SDGsを意識することで、環境にも、私たちの健康・お財布にも優しい家創りが可能となります。
ここまで、SDGsな家創りについてご紹介してきました。
続いては、納得住宅狭山の注文住宅で実現できるSDGsの取り組みについてご紹介します!
納得住宅狭山では、樹齢60年〜70年程度の国産のヒノキを厳選して使用しています。
伊瀬神宮など有名な神社仏閣が長い年月を経て存在している原点に、素材の良さがあると言われており、ヒノキが使用されています。
ヒノキは伐採してから約200年は、強度が2〜3割上昇し、その後何百年もの長い年月にわたって緩やかに元の強度に戻っていくと言われています。
納得住宅狭山では、柱だけでなく土台・大引きもヒノキを使用しています。
写真)左上:漆喰 右中・右上:薩摩中霧島 下:ユーロスタッコ
納得住宅狭山では、室内に使用する素材にもこだわり、自然素材をふんだんに使用しています。
床は、無垢材のフローリングを使用しています。木はそのものが呼吸しているため、調湿機能に優れています。また、蓄熱性が高く、寒い冬でもぬくもりを感じることができます。
続いて、大きな面積を占める壁の素材にもこだわっています。
漆喰は、石灰石を原料としており、天然素材なので安心安全に使用することができます。また、耐火性・耐久性が高く、吸放湿性に優れているので、家の中の空気を浄化してくれる高機能の壁材です。
和室やトイレの壁には薩摩中霧島壁を使用しています。こちらも100%天然成分のみを使用した内装用の仕上げ材です。吸放湿性に優れており、消臭効果も高いことが特徴です。
イタリアの漆喰/ユーロスタッコは、自由に表情を演出できることから人気のある塗り壁です。光の当たり方や施工する左官職人のセンスによって、一つとして同じ仕上がりにはならない特別感も人気の理由です。
どの素材もカラーバリエーションが豊富なので、和洋どちらにも合うデザイン性の高さも魅力の一つです。
新聞古紙からリサイクル生産されるセルロースファイバーを使用した断熱材を使用しています。
セルロースファイバーは様々な太さの繊維が絡み合っており、この空気の存在がより熱や音を伝えにくくします。さらに、木質繊維特有の吸放湿性で適度な湿度を保ちます。
また、セルロースファイバーは、安全基準に厳しい環境先進国のある欧米諸国が発祥の地で、米国の断熱材種別シェアを調べてみると最も多く使用されています。
国際的に認められた安全性、木質繊維が持つ吸放湿性の効果によるカビや菌の発生防止能力、万一の火災や雨漏れにも安心な断熱材です。
工法は木造軸組工法+パネル工法を採用しています。
無垢のヒノキの柱を軸に、筋交いとパネル工法で建築基準法の約1.25倍に値する耐震性を実現しています。
さらに制震ダンパーを標準装備しており、「いかに基準値までの耐力を確保するか」ではなく、「いかに基準値を超えて余裕が持てるか」が納得住宅狭山の考え方です。
他にも、外壁材には耐火性抜群のALCを標準仕様としており、耐火性能も遮音性能も最高レベルです。経年変化も極めて少ないため張替えを前提としておらず、メンテナンスしやすいロングライフな外壁材と言えます。
今回は、SDGsな家創りをテーマに、環境にも健康にもお財布にも優しい家創りについてご紹介しました。
SDGsでは、「地球上の誰一人取り残さない」という考え方があります。
これは私たち一人ひとりに当てはまります。つまり、無理や苦しい選択をするのではなく、私たち一人ひとりにとって良い選択をすることで、SDGsに繋げていきましょうという考え方です。
これまでSDGsと聞いてもなかなか身近に感じられなかった方も、私たちの健康やお財布に優しい選択をすることが、地球環境にとっても優しい選択に繋がっているということがお分かりいただけたのではないでしょうか。
安心安全かつ快適な理想の家創りをご提案します。ぜひ納得住宅狭山までお気軽にご相談ください。